長谷川如是閑 (1875~1969)
己の生きた時代を、これほど正面から見つめた人はいない。
「文明評論家」を造語し、社会問題から逃避した小説家などとはスケールが違う。
明治以降今日に至る中で最大の才能。体制をこれほど的確に批判した人はいない。
それ故、積極的には増版されず、著作は日々、市場から消えつつある。
50年あるいは55年前に長谷川如是閑と出会っていたら、私の人生はまったく違っていただろう。
蔵書
「長谷川如是閑評論集」岩波文庫(青176-1)1989年 解説:飯田泰三
岩波文庫No.1の名品と思う。何故、増版しないのだろう。権力干渉は未だに続いているとしか思えない。
「倫敦!倫敦?」岩波文庫 (青176-2)1996年
「長谷川如是閑集」全8巻 岩波書店 1989~1990年
「長谷川如是閑選集」全8巻 栗田出版会 1969~1970年